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「シャトリヤの丘」

魔女の集まる丘の伝説



リトアニア西部にあるテルシェイの町の近くにサモギティアと呼ばれる地方がありました。地元の人々は教会を建て始めましたが翌朝になると造り上げたものが土の下に埋まっているのです。不思議に思った人々は、日が暮れるまで何倍も働きましたがまた翌日になると同じように埋まっていました。翌日、町中の人を集めて力を合わせて一日で教会を完成させましたが、またしても一晩で教会は土の下に埋まり丘になってしまいました。 教会を埋めていたのはサモギティアに住まう魔女の仕業で、それ以降魔女はその丘に集まって毎晩のように安息の地を楽しんでいました。 ある時、時間を忘れて踊り明かした魔女たちは陽の光と鶏の鳴き声で朝を迎えていることに気が付きました。太陽の光を浴びることは死を意味する魔女たちは慌てて枝ぼうきにまたがり逃げ去って行きましたが、ただ一人枝ぼうきが見つからず「ホウキはどこ!?ホウキはどこ!?」と叫びながら探し回る魔女がいたと言われています。 その声を聞いた地元の人々はホウキに使われる枝"シャトラ"(šatra)から取って、その丘を"シャトリヤ"(Šatrija)と呼ぶようになりました。 現在では、シャトリヤに古来から伝わる儀式として毎年7月第3土曜日にサモギティアのペイガン(キリスト教が広まる以前の信仰、主に自然や生物を崇拝)によって、炎と炉の女神ガビヤ(Gabija)を讃える儀式が行われています。マッチ普及前のリトアニアでは貴重な炭が炉の中で長持ちするようガビヤへ祈りを捧げていたそうです。



世界遺産クルシュー砂州近くにも「魔女の丘」(The Hill of Witches)と呼ばれる魔女、悪魔、ペイガンなどを讃えた木の彫刻が楽しめるトレッキングルートがあります。

"The Legend of Šatrija"

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